一般社団法人 農業食料工学会
会員各位
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)では、2026年4月採用の若手任期付き研究職員の募集を行っています。
農研機構は農業と食品産業に関する研究開発を行っており、当該分野では我が国最大の研究機関です。
農業機械・農業ロボット関係の研究をされている皆さまに関連の深い分野の業務内容のポストを農業機械研究部門からも公募しています。
プロジェクト型任期付研究職員
【公募番号】N827
【研究部門・勤務地】農業機械研究部門無人化農作業研究領域・埼玉県さいたま市
【課題名】シミュレーションベースによる革新的作業機構の開発手法に関する研究
【業務内容】農業分野の人手不足に対応するためには、従来の農業機械の自動化に加えて、小型電動ロボット等、従来にない革新的作業機構による農作業自動化と、それらの迅速な社会実装が欠かせない。そこで迅速な開発に向けて3Dモデリングによる設計、土壌や作物等の特性も含む多様なシナリオに基づくシミュレーションに加えて、仮想試運転、さらに3Dプリンタ活用によるラピッドプロトタイピング等により革新的作業機構の迅速開発の可能性を明らかにする。
【キーワード】小型電動ロボット、農作業自動化、革新的作業機構、シミュレーション、ラピッドプロトタイピング
【公募番号】N828
【研究部門・勤務地】農業機械研究部門システム安全工学研究領域・埼玉県さいたま市
【課題名】AIを活用した農業機械の協調安全技術の開発
【業務内容】農業機械による死亡事故の約半分は挟まれ・巻き込まれ等危険部位との接触
によって発生しているが、作物や環境の制約のため、現状の技術では作業者と
危険部位を物理的に隔離することは難しい。そこで、各種センサによって作業
者の位置や姿勢をデータ化し、AIによって分析することで、作業者の危険な行
動を未然に検知して、農業機械の操作に反映させる安全システムを開発すると
ともにそのリスク低減効果を定量的に評価する。
【キーワード】農作業安全、安全システム、協調安全、AI、未然検知
博士課程修了見込みの方、ポスドクの方など、是非応募をご検討いただければ幸いです。
応募締め切りは、2025年7月15日(金)13:00です。
お問い合わせ先:農研機構採用担当 saiyoh[at]naro.affrc.go.jp